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陶芸窯の選び方![]() |
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灯油・プロパンガス(自然蒸発式と強制燃焼式があります)・都市ガス(強制燃焼式)・電気、窯の燃料(熱源)はいろいろ。それぞれに特長があります。 さあ、どれにしよう? |
まず、窯を置く場所と環境 | ||
煙突が出せない場所でもある程度の換気さえ出来れば、「電気」なら大丈夫。 |
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窯の特長を燃料別に見てみましょう | ||
表にしました。星の多い方が優秀、というふうに見てください。![]() ガス窯には、自然燃焼式と強制燃焼式とがあって、バーナーの構造や炎の燃え方が違います。 自然燃焼式は 、ガスが細い穴から出る勢いで空気(酸素)を取り込んで燃える方式。家庭にあるガス台と同じ構造のバーナーで、たき火のような優しい炎です。 強制燃焼式は、送風機から空気(酸素)を送って ガスと混ぜて燃やす方式。家庭にあるファンヒーターと似た構造のバーナーで、勢いのある炎です。 |
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※燃料費について | ||
電気が高いのは、契約した電気容量に応じて払う基本料金が上がるから。 「電気は高い」というのが常識になっていますが、月2回・夜間電力で、という条件だとガスと変わらないことがわかりました。でも、窯を使わない月も基本料金は払うので、トータルで考えると高くなるんですよね。 家庭の工房に窯をおいた場合で比較をしました。工場や公共施設などでは条件が変わることがあります。 |
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※窯からの排出ガスについて。 | ||
●ダイオキシン でません。通常の陶芸用の材料(粘土、釉など)にダイオキシンの元になる物質が 含まれていませんから、出ることはありません。 ●NOX(窒素酸化物)、HC(炭化水素)、CO(一酸化炭素) 出ると考えられます。量は窯の焼き方(酸化、還元、炉内温度)によってかわります。 HCやCOは還元雰囲気を作るためにわざと発生させていますが、 煙突などで外気に触れてほとんどが燃える(水・H2Oと二酸化炭素・CO2になる) と考えられます。 |
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※CO2(二酸化炭素)排出量について | ||
地球温暖化、気になりますよね。窯はたくさんの燃料を使いますが、少しでも少ない方がいいに決まってます。そこで、燃料費と同じく、0.2m^3くらいの窯で比べてみました。本焼き一回で、 ちょっと難しいお話。 |
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で、結局。 | ||
楽ちん派さん・環境派さん は 電気窯自動制御。 …っていうことでしょうか。 |
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