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粘土の保存方法

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買ったときはやわらかかった粘土も、いつのまにか硬くなってしまいます。。。
なるべく硬くならないように保存したいですね。

保存の基本はビニール袋です。2重にするのも効果がありますよ。

1.密封してさらに密着
ビニール袋に入れるときには、口をしっかり閉じるのは
もちろんですが、中の空気をしっかり抜いて、粘土とビ
ニールとをぺったり密着させておきましょう。隙間が開い
ているとその中に露が浮いてその分粘土から水分が抜
けてしまいます。
ビニール袋は厚手のものがいいようです。

2.温度管理
暑くなったり寒くなったりを繰り返すと、ビニールの中で
結露してだんだん水分が抜けていきます。
室(むろ)のように温度が変わらない場所があればいい
のですが、クーラーボックスや発泡スチロールの箱など
が有効です。土間に積み重ねる場合は上から毛布をか
けておくのもいいですね。

 

やってはいけないこと。

1.濡れたタオルにつつんでからビニールに入れる。
粘土の中の菌のせいでタオルがぼろぼろになります。
また、次に使うときに繊維が粘土に混ざります。

2.水を張った入れ物に入れる。 
プラスティックのケース(灯油タンクの保存用など)に
いれて水をかけたり、ぬらしたタオルやスポンジなどを
入れておくと、水分が多すぎて粘土の表面がべちゃべ
ちゃになってしまいます。ビニールに包んでから入れま
しょう。

 

カビが生えます。

・だいじょうぶです。
粘土も土ですから植物(?)は生えます。
気にせずに混ぜ込んでしまいましょう。
「ねかし」といって、カビが生えているくらいに時間を置い
た粘土の方が 粘りが増して使いやすいはずです。

・ 日光に当たらないようにしましょう。
そうはいってもなるべくなら生えない方がいい。
日にあたらない暗いところで保管すると緑色のカビは生え
にくいようです。 

藤原陶芸用品店では、土鍋用をはじめ各種信楽粘土を取り扱っています。
ただいまサイト掲載に向けて鋭意作業中。
おきがるにお問合せください。 

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